« (一息)租税教室の講師をしてまいりました | トップページ | 来年もどうぞよろしくお願い申し上げます »

2012年12月27日 (木)

外国人の税務~その7: 居住者(非永住者)が課税される所得(概要)~

皆様、こんにちは。

すっかりブログの更新がご無沙汰してしまい、申し訳ございません。


前回まで、
非居住者永住者の税務について書かせていただいておりました。

それでは、
非永住者はどのように課税されるのでしょうか。


非永住者は、

「日本の国籍を有しておらず、かつ、過去10年以内において、国内に住所又は居所を有していた期間の合計が5年以下の個人」

を言います。

非永住者が日本で課税される所得の範囲は、

①国内源泉所得

②国外源泉所得で国内において支払われたもの

③国外源泉所得で国外から日本に送金されたもの

です。


なお、上記②は、

非永住者の国外にある営業所等と国外の顧客との間に行われた商取引の対価で、為替等によりその非永住者の国内にある営業所等に直接送付され、若しくは当該国内にある営業所等に係る債権と相殺され、又は当該国内にある営業所等の預金口座に直接振り込まれたもの

・その
非永住者の国外にある不動産等の貸付けによる賃貸料で、為替等によりその非永住者に直接送付され、又はその非永住者の国内にある預金口座に直接振り込まれたもの

といったものを言います。


また、非永住者が国外から送金を受けた場合、送金を受けた金額の範囲内でその非永住者のその年における国外源泉所得に係る所得で国外払いのものについて送金があったものとして計算しますが、その非永住者が、その年における国内源泉所得に係る所得で国外払いのものを有する場合は、

- まず所得を国内源泉所得と国外源泉所得とに分類し、

- 次に国内源泉所得を国内払い、次に国外払い送金分に充当します。

- そして、残余がある場合はその範囲内で国外源泉所得について送金があったものとみなします。


イメージとしては、次の図のようになります。


Blog_image_20121226_4

(・・・・続く・・・・)

************************************************************
小笠原会計事務所
公認会計士 税理士
小笠原 薫子
URL: http://ogasawara-accounting.my.coocan.jp
お問い合わせはこちらから↓
http://ogasawara-accounting.my.coocan.jp/index5f.html

************************************************************

« (一息)租税教室の講師をしてまいりました | トップページ | 来年もどうぞよろしくお願い申し上げます »